弊社では、アクリル材の可視化加工を得意としております。特に、研究開発機関様や装置メーカー様からのご依頼による、流体観察や内部可視化は、豊富な実績がございます。
長年、樹脂加工を行った経験から、材質の選定や図面化するところからも対応できます。また、この分野ではまだ珍しいとされる3次元形状にも対応可能です。 まずはお気軽にご相談ください。
こんなお悩みを解決します
アクリル可視化加工は、流体確認など中の動きを見えるようにしたい、機械や装置の内部をカメラで観察したい、と言ったご要望にお応えするための技術です。岸本工業では、他社では難しい細穴内部の透明加工や、金属部品とのはめあいを再現するための技術を有しています。
磨きで仕上げるわけではないので表面がダレず、印刷加工がきれいに施せるのも大きな特徴です。
岸本工業が選ばれる理由
キレイなだけでなく寸法も正確に再現
アクリルは最大の特徴である透明度を活かし、幅広い用途で利用されています。目的の形状に切断・削ったあとはその面を磨くことで透明度を再現することができますが、一方で寸法精度は失われてしまいます。外側をカバーするだけなら市販のプレートだけで十分ですが、金属部品同士のはめあいで構成されている部分をプラスチックに置き換えるのだから、そこにはめあいが求められるのは当然のこと。
ただ単にキレイに削るだけでなく、寸法も正確に再現して”機構部品”として使えること、それが当社の「可視化加工」であり、多くの設計・研究開発者様に選ばれる理由の一つです。
透明度レベルの確認
透明度は発注者の主観に大きく依存するところであるため、どんな使い方をされるかによって必要とされる透明度が変わります。
「中の文字が見えればOK」「高精度カメラで撮影する」など、使い方をヒアリングし、場合によってはサンプルで透明度をすり合わせた上で製作いたします。
加工事例紹介

アクリル流路可視化部品
2方向から継手を接続し、内部の流れを観察します。

意匠性部品
3次元切削加工にて自由鏡面を表現しました。機能性部品だけでなく意匠性の高い製品も加工可能です。

実験用部品 ワーク保護カバー
肉厚が非常に薄く加工がしづらい形状ですが、治具の工夫により可視化できる透明度を確保しつつ形状も再現しました。

カテーテル練習用ファントム
板の間に穴が通る複雑な形状です。透明度を損なわずに加工しています。
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透明アクリルの立方体
6面フライスで加工した透明アクリルの立方体です。

透明アクリル(板厚10.0tへ切削)
透明アクリルを板厚10.0tへ切削しました。切削後も文字がはっきり読める透明度を再現します。可視化機構部品に最適です。
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