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アクリル板の加工業者をお探しなら岸本工業へ!事例や商品もあわせてご紹介します。

アクリル板の加工業者をお探しの方へ

アクリル板の加工業者はたくさんあり、どこで注文するか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

もし以下のような業者をお探しの方は岸本工業へご相談ください。

  • 高精度加工ができる業者
  • 平行度・平面度を出せる業者
  • 他の業者の規格にない板厚・サイズに対応している
  • 透明度を調整できる業者
  • 透明度を出せる業者

当社のアクリル板は、精密部品として使用されるほど精度が高く、後工程の効率が良くなったとご好評いただいております。

具体的にどんなスペックのアクリル板を販売しているのか、また樹脂加工業者である岸本工業の技術力やアクリル板の加工について詳しくご紹介します。

 

6面・2面フライス加工のアクリル板を販売

当社は「FULL FLAT-フルフラット-」というプラスチックの6面・2面フライス板を販売しております。

アクリル板 加工業者 FULL FLAT

1枚から購入が可能であり、支給材加工にも対応可能です。

これまでにも、他の業者ではなかなか小ロットに対応しておらずお困りだった方が、当社にご注文されたこともあります。

また薄板仕上げも可能で、素材にもよりますが最薄1.0tまで対応しております。

その他スペックを下記にまとめましたので、まずはご確認ください。

  • 対応サイズ:
    2面フライス/350mm×1200mm
    6面フライス/350mm×1000mm
  • 板厚公差:±0.03以内
  • 表面粗さ:Ra1.6以下
  • 納期:受注後3~4日

このように精度の高いプレートですので、半導体や精密機器部品、医療関連部品などにも使用されます。

納期の目安は受注後3~4日ですが、数量や発注内容によって納期は異なります。

FULL FLATのスペックなど詳しくはこちら

 

アクリル板の切削加工・可視化加工を得意としています

アクリル板の切削加工技術は透明度にも影響します。

当社は樹脂加工業者としてこれまで培ってきた高い技術により、2面フライスのアクリル板でも高い透明度を出すことが可能です。

こういった高い透明度を実現する技術は、可視化実験でも採用されています。

アクリル板 加工業者 透明度

また、用途によってはそこまでの透明度を必要としない場合もありますが、そういったケースにも対応しております。

例えば新聞にアクリル板をかざしたときに、

「文字がぼやけて見える程度がいい」または「文字が視認できない程度がいい」

などと、透明度の微調整が可能です。

樹脂加工業者「岸本工業」について詳しくはこちら

プラスチックの加工性と寸法精度

アクリル板はプラスチックの中でも加工性に優れており、透明度や硬度が高く、対候性が良いことから様々な製品に使われています。

アクリルは製法により2種類に分かれており、押出板とキャスト板があります。

それぞれに向いている加工方法があり、押出板では、熱で加工しやすいことから、穴あけ、磨き、曲げ加工が向いています。

それに対して、キャスト板ではより硬度が高いため、レーザーカットや切削加工が向いています。

もし、どちらのアクリル板を購入するか迷っている方は、ご注文の際にお気軽にご質問ください。

アクリル板 加工業者 水平台

また、アクリル板の加工における寸法精度も重要です。

アクリル板は温度変化の影響を受けやすく、板の長さが1mの場合、温度が1℃上がるごとに約0.08mm膨張し、1℃下がるごとに約0.12mm収縮します。

業者によって寸法精度は異なりますが、例として20℃前後でカットした場合の一般的な加工業者で可能な寸法精度を以下にまとめました。

【一般的な加工業者で可能な寸法精度】

  • 寸法100mm以下のアクリル板:±0.5mm程度
  • 寸法500mm以下のアクリル板:±0.8~1.0mm程度
  • 寸法1000mm以下のアクリル板:±1.0~1.5mm程度

当社のFULL FLATは基本的に±0.03mm以内の寸法精度ですので、他の業者とくらべても精度が高いことが分かります。

だからこそ、精密機器部品や半導体分野で当社のプラスチックプレートが使用されているのです。

アクリル板の加工の種類

業者によっては加工の種類が限られる場合があるのですが、岸本工業ではアクリル板の切断以外の加工も可能です。

ここでは具体的にどういった加工ができるのか、その種類をご説明します。

【カット】
アクリル板をカットする方法は大きく3つあります。

  • レーザーカット:レーザーカット機を使ってカットを行います。
  • 切削加工:機械を用いて削っていく方法で、厚みのあるアクリル板でも切断できます。
  • アクリルカッター:アクリル板をカットする専用のカッターを使用します。厚みがあるアクリル板には向かず、薄めのアクリル板を切る際に用いることがあります。

当社では主に切削加工に対応しておりますが、必要に応じてレーザーカットのご依頼も可能です。

【穴あけ加工】
アクリル板に穴をあける加工です。

カットと同様にレーザーカット機を使った方法とドリル、エンドミルを使った切削加工方法があります。

レーザーカット機を使うと、より微細な穴を開けることができます。

ただし、高精度な加工には向いておりませんので、精度を求める際は切削加工で穴をあけます。

アクリル板 加工業者 穴加工

【角丸め(R加工)】

アクリル板の角を丸める加工です。

工法は業者や依頼内容にもよりますが、主にやすり、レーザー、切削加工で角を丸めることができます。

【面取り】

面取りとは、板の角や隅を削り落とす加工方法です。

アクリル板でけがをしないためには必要な工程です。

基本的に面取り機という工作機器を使用します。

【斜めカット】
角丸めは、アクリル板の角を滑らかにする方法ですが、斜めカットでは角を直線的に切断します。

【曲げ加工】
アクリルの熱可塑性を利用し、ヒーターで熱し軟化させて曲げる方法です。

表面処理加工の種類

基本的な加工を行ったあと、必要に応じて仕上げに以下の表面処理を施す場合もあります。

業者によっては表面処理に対応していないところもあるのでご注意ください。

アクリル板 加工業者 意匠性

【カンナ仕上げ】
鰹節を削るようにカンナ盤で切り口を削る方法です。

刃跡が消えて、表面がなだらかになる為、マットな仕上がりになります。

そのため、接着で後加工する場合、こちらの加工方法がおススメです。

ただし、基本的に直線カットに対しての加工になります。

【鏡面仕上げ】
鏡面とは、鏡のように光った状態に近づける仕上げ方法です。

実際の仕上げ方としては、ダイヤモンドの刃で表面を削って輝かせる方法等いろいろあります。

非常にきれいな仕上がりになりますが、その分コストが高くなるのが、デメリットとして挙げられます。

【ノコカット(無加工)】
無加工になりますので、切り口がカットした状態となります。

もちろん表面加工へのコストはかかりませんが、表面処理しているものと比べるとやはり違いがあります。

岸本工業では、研磨せずに高い寸法精度や幾何学公差を出すこともできます。

製作物の目的にあった加工方法のご提案も可能ですので、お気軽にご相談ください。

 

アクリル板をオーダーするときに加工業者を選ぶポイント

アクリル板の加工業者を選ぶときは、どういったところをチェックすればよいのでしょうか。
ここでは業者を選ぶポイントをご紹介します。

【加工方法】
業者がどのような加工方法に対応しているかは、出来上がる製品の品質に大きく影響を与えます。

そのため、作りたい製品のこだわりに合わせ、加工方法を選択する必要があります。

最適な加工方法とそれを実現してくれる業者を選びましょう。

アクリル板 加工業者 プレート

当社でFULL FLATをご注文する際、切削加工の他にも必要な工程があればあわせてご依頼することが可能です。

一括でご依頼が出来ますので、わざわざ加工の種類ごとに業者を選ぶ手間もかかりません。

【価格】
費用を抑えつつ、品質の良いものを作ってもらえる業者を選ぶのが理想ですよね。

価格はオーダーするアクリル板の数量だったり、表面処理などの加工の工程数によって異なります。

これにより価格が変わってくるため、

「どのようなものを作りたいのか」

「かけられるコストとのバランス」

で業者を選択することをおすすめします。

【納期】
工程にもよりますが、業者によって納期も変わってきます。

発注後すぐ対応してくれる業者もあれば、あらゆる理由で時間がかかる業者もあります。

欲しいタイミングできちんと納品してくれる業者、もしくは指定した納期を守れる業者を選ぶようにしましょう。

当社のFULL FLATの納期目安は受注後3~4日で納品です。

どの業者も一般的に5日前後を納期目安としておりますので、加工業者をお探しの方はある程度余裕を持ってご注文すると良いでしょう。

ご注文内容や在庫状況によって納期が変わる可能性はありますが、不必要にお客様をお待たせすることはございませんので、ご安心ください。

 

アクリル板の用途と事例をご紹介します

アクリル板は様々な用途があるのですが、その理由は魅力的な性質にあります。

アクリルは透明性の高さや劣化のしにくさなど、非常に優れた性質を持っています。

光線透過率が93%であり、実はガラス(光線透過率92%)よりも高い透明度が出ます。

そして先ほどご説明したように、切断したり、穴を開けたり折り曲げたりと加工のしやすさもアクリル板の魅力のひとつです。

そのため、用途は無限大といっても過言ではありません。

あらゆる用途で使われ、どんどん需要が拡大してきています。

ここからは、アクリル板の特徴を活かした用途をまとめましたので、ご紹介していきます。

可視化実験・流動解析

アクリル板は透明性の高さ、そして硬度の高さを活かし、可視化実験や流動解析などに用いられます。

これまでどのような現象が起きているのか目視で確認できなかったところでも、アクリル板を用いることで装置内部の観察や配管内部の流体観察などを可能にします。

アクリル板 加工業者 サニタリー配管

事例としては、サニタリー配管をアクリルに置き換えて、配管内部の流体確認を行う際に使用されました。

アクリルは寸法をきちんと再現することで、機構部品として使えることもメリットの一つです。

試作・開発

加工のしやすさから、試作段階でアクリル板を使用して製品開発を行うなどの用途で使われます。

図面が無い場合でも、CADで必要な寸法を入れて描いてみることで、それを基にアクリル板を用いた試作品を作成することが可能です。

どのような形状にしようか、どんな素材を用いれば良いのかなど、情報が決まりきっていなくとも、とりあえず試作してみることが出来るのです。

それが低コストで様々な加工ができるアクリル板の強みです。

どこまでサポートするかは業者にもよりますが、岸本工業ではものづくり視点で開発をサポートいたします。

台座・ケース

十分な強度を維持できるため、台座として使われることも多いです。

また、模型や装置などを保管するケースにも使われます。

アクリル板 加工業者 装置カバー

透明度が高いことから、保管しつつ中身をしっかり見ることが出来るため、ケースでの使用率は非常に高いです。

十分な強度を持ちつつ、ガラスよりも軽いため、大きいケースであっても扱いやすいのがメリットです。

また加工しやすいことから、収納する物の大きさに合わせて、自由なレイアウトが楽しめます。

当社ではアクリル板を使用して、水平台や装置カバーを製作した実績もあります。

パーテーション・フェイスカバー

近年では、新型コロナウイルス感染症が流行したことで、パーテーションやフェイスカバーの需要が拡大しています。

アクリル板 加工業者 飛沫防止パネル

様々な施設において飛沫防止対策が求められる世の中になり、飲食店では当たり前のようにパーテーションを見るようになりました。

数人で飲食店を訪れた際、パーテーションで遮られたとしても、透明のアクリル板であればちゃんと相手の表情を確認することができます。

コミュニケーションに困ることもないため、パーテーションとしてのアクリル板の利用は今後も継続していくことでしょう。

また、フェイスカバーとしての利用も、発表者や演者の表情がしっかりわかるように、今後も増えていくことでしょう。

当社は薄さが求められるフェイスカバーや、テーブルなどのサイズにあわせたパーテーションの製作にも対応しております。

 

高精度アクリル板の加工依頼は岸本工業へ!オーダーメイドにも対応します

高精度のアクリル板の加工に対応している業者をお探しの方は、ぜひ樹脂加工業者の岸本工業へご相談ください。

当社のFULL FLATは他の業者の規格にはない薄さ、サイズにも対応しております。

また高品質な仕上がりのため、さまざまな用途で使用できるところも魅力的です。

FULL FLATについてスペックなどもっと知りたいという方は下記ページもご参考ください。

FULL FLATについて詳しくはこちら

FULL FLATのご注文は下記お問合せ先からご連絡ください。

【お問合せ先】
電話 03-5703-8171
FAX 03-5703-8173
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