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樹脂加工で透明度を上げるなら~岸本工業にお任せください

はじめに

岸本工業はアクリル材をはじめとする樹脂素材の切削加工において、さまざまな透明度での加工を得意としています。

特に、研磨をおこなわず、切削加工のみで透明度を高める独自の技術力を有しています。

当社の可視化加工技術は、単に見た目が美しいだけでなく、寸法精度やはめあい、幾何公差など、金属加工に近いレベルでの精度を実現しています。

これにより、樹脂素材の可能性を最大限に引き出し、お客様の多様なニーズに応えています。

本記事では、樹脂の切削加工のみで多様な透明度を実現する当社の技術やその応用事例などについてお伝えします。

こんなお悩みありませんか?

岸本工業では、日々お客様からお問い合わせをいただいており、当社の樹脂加工技術を用いてさまざまなお悩みを解決しています。

実際に寄せられたお客様のお悩みをいくつかご紹介します。

お客様のお悩み①

「設計図のない新しい装置を作りたい。」

研究機関の研究者様から、実験に必要な装置の製作についてご相談をいただきました。

構想段階であり、設計図が存在しない装置の製作依頼でした。

お客様からのスケッチやヒアリングにより当社が設計し、ご要望の形状と機能を持つ実験装置を製作しました。

お客様のお悩み②

「図面が残っておらず現物しかないが、同じものを高透明度で作ってほしい。」

流体可視化実験用にSUS配管部品を部分的にプラスチックに置き換えました。

SUS配管部品をお預かりしてアクリル用に設計、加工した上で、補強用に金属部品を製作し圧入しています。

近年は流体の研究や観察を専門とする大学法人様や研究機関様からご依頼をいただくことも多いです。

お客様の「できない」を「できる」に変えるために、私たちは常に挑戦を続けています。

お困りのことがあれば、どんな小さなことでも構いませんのでご相談ください。

選ばれる理由

切削のみで高い透明度を実現

切削工具が当たる加工面は、加工後の傷が残り、半透明または不透明に変わることがあります。

一般的に透明度を高めるためには、加工後の仕上げとして切削表面の加工傷を研磨する手法がとられます。

しかし、この研磨の工程を施すと寸法精度が失われてしまい、はめあわせが難しくなる場合があります。

岸本工業の切削加工では、±30ミクロン以内の極めて高い精度調整が可能であり、研磨を行わずとも高い透明度を保つことができます。

したがって、組み立て時に部品同士が合わないという問題は発生しません。

さまざまな透明度レベルに対応

透明度は主観的な要素が強いため、お客様の用途によって求められる透明度のレベルはさまざまです。

例えば、実験機器内の流体の動きを確認したい場合や、透過して文字情報を読み取りたい場合でもそれぞれに適した透明度があります。

このような要望に応えるため、岸本工業では、さまざまな透明度のサンプル製品をお見せしながらすり合わせを行い、透明度の細かな調整を行います。

さまざまな素材で複雑な形状にも対応

岸本工業では、耐熱性や耐薬品性といった、特定の環境下での使用が求められる部品製作も得意としています。

また、軽量化などを理由に金属から樹脂素材への代替を検討している場合でも、当社の加工技術は金属と同等の寸法精度を樹脂で実現できます。

どのような用途や条件下においても、お客様のニーズに合わせた最適な素材と形状の提案をいたします。

製作事例

お客様がどのような製品を作りたいか、具体的なイメージを持っていただくためにも、さまざまな透明度を実現した過去の製作事例をいくつかご紹介します。

テーパー形状パイプ 半割加工

無垢から削り出したテーパー形状のパイプを半割にしました。

「旋盤+フライス」の合わせ技に「治具づくり」のノウハウが詰まった加工品です。

透明度だけでなくお互いのはめあいも再現しています。可視化・実験等の用途でお使いいただけます。

アクリル流路可視化部品

アクリルで流路可視化部品を製作しました。

2方向から継手を接続し、内部の流体観察を可能としています。

大学研究室の実験用治具

実験用治具を製作しました。

提示された図面への修正提案を行い、社内加工・部材調達~組立までご提供しました。

鉄部品は区内協力企業にて製作しています。

まとめ

今回は、岸本工業の透明度を高める樹脂加工技術やその製作事例についてご紹介しました。

岸本工業は、お客様の利用用途に応じた透明度での樹脂加工を得意としています。

設計図がない構想段階からのご相談も歓迎しています。

「こんな製品を作りたい」という思いを形に変えるため、樹脂素材の選定から設計、そして加工までを一気通貫でサポートいたします。

ご不明点やご相談がございましたら、どのような小さなことでも遠慮なくお問い合わせください。

【お問い合わせ先】
電話 03-5703-8171
FAX 03-5703-8173
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