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樹脂成形による試作から量産までのプロセスとおすすめの加工方法をご紹介

樹脂成形による試作から量産までの流れ

樹脂を成形して試作する場合、量産までの流れをあらかじめ確認しておきましょう。

なぜなら、どのような流れで行うのか全く分からない状態で試作の成形を進めると、量産したときに問題が発生する可能性があるからです。

【試作から量産までの流れ】
企画立案→開発設計→試作品製作→試作品試験→量産設計→量産→品質管理→納品

樹脂 成形 試作 バイオマスプラスチック

試作品試験で課題が見つかった場合は、その点を修正して試作品を作り、試験を行います。

成形したものが試験をクリアすると次の量産設計へと移ります。

試作の成形方法によっては、量産時と違う材料・精度で行う場合があります。

そういった点も踏まえた上で試作の成形や量産設計をしなければなりません。

岸本工業では、試作時の課題や設計においてご相談が可能です。

これまでに多くの開発・研究に携わってきており、その経験から高い現場力・提案力を持っています。

ここからは、樹脂で試作品製作する際の成形方法や加工方法、そして当社の製作事例をご紹介します。

 

樹脂の成形・加工方法と選び方

樹脂の成形・加工方法は複数あり、それぞれ長所・短所があります。

そのため、試作するときの条件やコストなどを照らし合わせながら樹脂の成形方法を選びます。

当社ではそういった条件などをお聞きし、最適な工法をご提案することが可能です。

ではどのような成形方法があるのか、選び方やメリット・デメリットとあわせて解説します。

 

切削加工(削り出し)

切削加工は、工具などを用いて樹脂を削り、成形する方法です。

樹脂 成形 試作 精度

どの成形方法の中でも、樹脂で高い精度が出せるところがメリットです。

単価は高めですが、射出成形に比べると初期費用や金型代などがかかりませんし、小ロット・追加工・短納期に対応しています。

【メリット】

  • 精度が高い
  • 細かい調整が可能
  • 量産時と同等の材料が使用できる
  • 小ロットに対応
  • 短納期

【デメリット】

  • 個数が多いとコストがかかる

こういったことから、切削加工は樹脂で高い精度の試作をしたい、量産時と同等の材料で試作したいという方におすすめです。

 

射出成形

射出成形は、金型に樹脂を流し込んで固めて成形する方法です。

金型の精度を高くすることで、成形したものも精度が高くなります。

試作する場合は、試作金型(簡易金型)を使用することでいくらかコストは抑えられますが、他の方法に比べると比較的高めです。

ただ一つの金型で200個程度成形することが可能です。

【メリット】

  • 精度が高い
  • 小ロット~中ロット向け
  • 量産時と同等の材料が使用できる
  • 複雑な形状にも対応

【デメリット】

  • コストが高い
  • 金型製作に時間がかかる

射出成形は同等の材料で製作することができ、金型の量産時と似た状況で試作したいという方におすすめです。

 

真空注型

真空注型はシリコン型に樹脂を流し込んで固めて成形する方法です。

小ロットであればコストがかからず、安く成形できます。

ただ他の成形方法に比べると精度が落ちるため、追加工が必要になることもあります。
また、量産時とは異なる樹脂を使用しなければならない場合もあります。

【メリット】

  • 小ロット対応(10~20個)
  • 低コスト(小ロットの場合)

【デメリット】

  • マスターモデルが必要
  • 高精度が出ない
  • 量産時と同じ樹脂が使用できない
  • 型持ちが悪い

比較的コストを抑えて試作をしたい、またそこまで精度を重視していない場合などにおすすめの成形方法です。

 

3Dプリンター

3Dプリンターを使用した樹脂の試作も可能です。

3Dプリンターは形状の自由度が高く、効率的に試作品の成形ができます。

ただ専用材料を使用するため、材料の性能を測ることは難しいといわれています。

【メリット】

  • 短納期
  • 複雑形状に対応
  • 低コスト

【デメリット】

  • 材料の評価が難しい
  • データ作成が必要
  • 高い精度が出ない

3Dプリンターはコストを抑えて短納期で試作したい、高精度は求めないという場合におすすめです。

 

岸本工業の樹脂成形の試作事例

岸本工業では、樹脂の成形・加工に対応しており、これまでにも数多くの試作品を製作して参りました。

樹脂 成形 試作 透明塩ビ

例えば上の画像はサニタリー装置メーカー様からのご依頼で製作した、配管ユニットの開発試作品です。

こちらはユニットの実験において試作を行い、透明塩ビの複数パーツを製作しました。

この他にも3D加工による医療筐体の試作品も製作しております。

岸本工業の製作事例はこちら

当社では試作において課題が出たときに、高い提案力によって解決のサポートを致します。

また樹脂の追加工やマスターモデルの製作も可能です。

材料・形状・寸法などご不明な点、お悩みがございましたらお気軽にご相談ください。

 

対応可能な材料

当社では樹脂・プラスチックといわれている各種材料に対応しております。

樹脂は材料ごとにさまざまな性質を持っていますが、材料を熟知している当社スタッフがその中から適切なものを選定することも可能です。

また、材質を明かせないもの、未流通の材料でもご相談は可能ですので、まずはご連絡ください。
※詳細が不明な材質はテストさせて頂く可能性もあるので、あらかじめご了承ください。

 

試作品製作・追加工のご依頼は岸本工業へ

試作品製作や追加工などをお考えの方は、ぜひ岸本工業へご相談ください。

樹脂 成形 試作 医療筐体

設計〜組立、部品調達まで対応可能ですので、ワンストップで樹脂の試作のご依頼ができます。

まだ形状が決まっておらず、図面がない状態でもヒアリングを通してお客様のご要望を反映させながら形にしていきます。

樹脂の試作や追加工のご依頼、お見積もりは下記お問い合わせ先よりご連絡ください。

【お問い合わせ先】
電話番号:03-5703-8171
FAX:03-5703-8173
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