アクリルにレーザー加工ができる業者をお探しの方へ
アクリルにレーザー加工ができる業者はたくさんあります。
最近ではプラスチックの加工技術が発達してきて、様々なシーンで活用できることから、アクリル製品の需要も拡大してきていることをご存知でしょうか。
実際、企業に限らず個人でも作成したデザインを基にアクリルの加工をしたいと思う方も増えてきています。
ただし、アクリルを加工してくれる業者ってどんな会社があるのか、どの会社を選べばよいのかなど、よく分からない…。
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、アクリルのレーザー加工ができる業者をお探しの方に、プラスチック加工業者の岸本工業が、業者を選ぶポイントやレーザー加工についてご紹介いたします。
レーザー加工業者の選び方
アクリルのレーザー加工に対応する業者は需要の拡大とともに増えてきています。
ただ、業者ごとに何が違うのかあまり分かりませんよね。
レーザー加工のアクリル製品は、オリジナルでデザインしたものがベースになります。
デザインの再現度や精度は業者によって異なりますので、業者選びから妥協したくない方も多いのではないでしょうか。
ただ、レーザー加工業者を選ぶときに注意しておくべきことや、どういったことに注目すべきなのかが分かりにくいと思った方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、レーザー加工業者の違いを分かりやすくまとめてみました。
記事を参考に、自分自身の条件に見合った業者を選択してみてください。
価格
やはりコスト面を考えると、同じ出来なら安い方が良いと感じますよね。
アクリルのレーザー加工にかかる料金は基本的に加工費と材料費となっています。
材料費に関してはアクリルの種類と厚み、寸法によって大きく変わってきます。
ただ、価格に関しては業者間での違いはあまりありません。
また、費用に関しては実際の加工時間ベースで価格設定している業者もあれば、レーザー加工の方法に合わせて価格を設定しているところもあります。
そのため、価格を少しでも安く抑えたい場合は、複数の業者から相見積もりを取って比較することをおススメします。
注文方法
注文方法は大きく2つあり、オンライン注文か直接業者のお店を訪問するかです。
オンライン注文の場合、デザインデータを作成し、材料の種類や厚みを選んで注文するだけです。
わざわざ業者まで訪問する必要がないのは大きなメリットです。
直接業者のお店を訪問する場合は、試し加工をしてもらうことができます。
出来上がる製品を実際に見ることができ、修正するかどうかを判断して、自分の理想の形で製作できます。
ただし、近くに業者のお店があるとは限らないので、場所によっては遠方になってしまう可能性もあります。
納期
加工方法によって、納期は変わってきます。
レーザーカットのみであれば、2~3日か長くても1週間程度で納品する業者が多いです。
即日で対応してもらえる業者もあるため、早く製品を入手したい方にはおすすめです。
ただしその場合、直接業者へ訪問する必要があります。
人気の業者の場合は、注文が集中すると納期が2~3週間くらいかかることもあります。
そのため、自分が欲しいタイミングと納期を照らし合わせて業者を選ぶと良いですね。
またレーザー加工以外の加工も依頼する場合は、工程数が多ければ多いほど時間のコストがかかります。
もしアクリルの切削加工とレーザー加工の両方をご依頼したい場合は岸本工業へご相談ください。
岸本工業では加工ごとに違う業者に依頼する必要がなく、切削加工、レーザー加工、その他必要な加工や部品を一括でご依頼することができます。
アクリルのレーザー加工や切削加工が可能です!お気軽にお問い合わせください
アクリルの加工にレーザーを選ぶ理由
アクリルの加工方法は色々ありますが、レーザー加工ならではの良さがあります。
どんな良さがあるのか以下にまとめてみました。
- 精度の高さ
先ほどもお伝えした通り、レーザー加工はデザインデータを基にレーザーで加工します。
そのため、小径の穴開けなど刃物では難しい形状の加工ができ、プログラム次第で様々な形状の切断加工を可能にします。 - 加工面が綺麗
レーザー加工を行う際、非接触で行うため、直接的な力が材料に加わりません。
そのため、材料の歪みやひび割れのリスクが無く、高品質な製品を作ることが出来ます。 - 低コスト
レーザー加工は金型を必要としない加工方法です。
金型が必要な場合、その制作に時間やコストがかかるのに対し、レーザー加工ではコストを抑えることができます。
切削加工との違い
実はレーザー加工と同様に、切削加工においても金型を必要としないためコストを抑えて高精度な製品を作ることができます。
では、レーザー加工とどういったところが違うのでしょうか。
実は最大の違いとして、加工方法が接触か非接触かというところにあります。
切削加工は刃物で削ることで加工を行っていくため、加工時に摩擦熱が発生します。
そのため、温度変化などによる寸法変化で同一形状を得るのは難しく、加工者の技術力が試されます。
また、切削加工では加工面がレーザー加工と比べ粗くなってしまうため、研磨などで面を綺麗にする工程が増えてしまいます。
一方でレーザー加工は切削加工に比べて速度が劣り、厚板素材の加工はしにくいというデメリットがあります。
岸本工業は高精度の切削加工を得意としており、材料の寸法変化についても熟知しています。
もしレーザーでは対応できないサイズの高精度加工を依頼したいという場合は、岸本工業へご相談ください。
レーザー加工の仕組みと加工方法
レーザー加工はレーザー光線を使い、プラスチックなどの材料に照射して溶融、蒸発させる加工方法です。
原理としてはレーザー発振器で発生させたレーザー光をレンズで集光し、エネルギー密度を増大させ、レーザーヘッドから対象物へ照射するというものです。
レーザー光は、普通の光と違い、単色性で単一波長の光を用いているため、1点にエネルギー密度の高い光源を得ることができます。
そのきわめて高いエネルギー密度のレーザー光を用いることで、金属や非金属に対して加工することを可能にします。
加工方法にもさまざまあり、どんなものがあるのか以下にまとめました。
レーザーカット
レーザーカットは切断やくり抜き、穴あけなどによりアクリル板をカットする方法です。
切断による方法は、オリジナルのピックの製作などに使われます。
くり抜きは、ロゴ抜きのプレートや文字抜き板の表札などで製作されます。
また、穴あけでは、アクリル板へのパンチング加工を施すなど、目的の形状に合わせて様々なカット方法を行います。
一枚のアクリル板を用いて目的の形状にカットするため、例えばプレートなどであれば、1枚のアクリル板から複数個の製品を成形できます。
レーザー彫刻
アクリル板の表面をレーザーで削って彫刻する方法です。
印刷とは異なり、加工したものが剥がれる心配がなく、耐久性や対候性に優れています。
用途としては、名前やメッセージを入れたフォトフレームや、結婚式のウェルカムボードなど記念品の贈答品の作成に使用されます。
その他にも、POPやエントランスサインなどへの活用も可能です。
また、レーザーカットとは異なり、ただのアクリル板ではなく特定の形状をしたアクリル製品に対して彫刻することになります。
レーザーケガキ
レーザーケガキはアクリル上に文字を入れるという意味ではレーザー彫刻と同じです。
しかしレーザー彫刻とは違い、塗り無しの細い文字を入れます。
レーザーの出力を絞って、表面をほんの少し焼いているような状態で加工するため、太い線にはなりません。
用途としては治具などのガイドとして、文字や矢印を入れる際に使われます。
例えば、レーザーケガキ品としてはアクリル製定規などが挙げられます。
レーザー彫刻に比べ価格を抑えられるため、作成したい製品によって使い分けするのが良いでしょう。
アクリルのレーザー加工や切削加工が可能です!お気軽にお問い合わせください。
岸本工業ではアクリル板の切削~レーザー加工までご依頼可能
アクリル板のレーザー加工についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
レーザー加工はとても便利ですが、厚板には向かないなど対応できない部分もあります。
岸本工業は切削加工により、レーザーでは対応出来ない厚みでもご相談可能です。
また、レーザー加工以外の加工や部品が必要な場合にもお気軽にお申し付けください。
アクリルの切削加工やレーザー加工のご依頼やお見積もりに関しては、下記お問合せ先からご連絡ください。