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ABSは注型で成形できる?製造プロセスとマスターモデルの製作についてご紹介

ABSは注型での成形に対応しているの?

ABSは注型には対応していない樹脂です。

通常はウレタン、エポキシ、シリコンなどが使用されており、メーカーによって取り扱いのある材料は異なります。

そのため、ABSを使用するのであれば注型ではなく、切削加工や射出成形がおすすめです。

ABS 注型 プレート

ただしABSは注型に対応していないものの、ABSに近い性質を持つ材料を用意しているメーカーがあります。

こういった材料は、ABS相当、ABSライクといった表記がされています。

ABSに近い性質の樹脂は注型で一般的によく使用されており、比較的安価な素材でもあります。

もしこういった真空注型など樹脂の成形方法や材料でお悩みの方は、岸本工業へご相談ください。

岸本工業では、材料・成形方法のご相談、ABSの切削加工、注型に必要なマスターモデルの製作が可能です。

この記事では、注型の基本情報や、マスターモデルの製作について詳しくご紹介します。

真空注型とは?

真空注型は、真空の型に樹脂を流し込む成形方法です。

型は主に二種類あり、シリコンで象る方法と、樹脂を直接彫る方法があります。

一般的にはマスターモデルを使用し、シリコンでゴム型を取ることが多いです。

※マスターモデルとは、象る時に必要となる原型のことです。

マスターモデルをシリコンで象ったら、そこに対応している樹脂を流し入れて複製を作ります。

真空注型の場合、一つのシリコンのゴム型でおよそ20個ほど複製できます。

それ以上製作するとなると、ゴム型を複数用意する必要があり、コストがかかってしまうので量産には向いていません。

真空注型のメリット・デメリット

真空注型にはメリット・デメリットがあります。

冒頭でもABS相当ではなくABSを使用したい場合は他の成形方法が向いていると説明した通り、使用する材料・コスト・ロット数などによって注型には向き不向きがあります。

ABS 注型 ミニチュア

まずは真空注型がお作りしたいものに適しているか検討する際、メリット・デメリットを参考にしてみてください。

メリット

  • 小ロットの複製が可能
  • 硬度の調整が可能
  • 試作品の成形に向いている

デメリット

  • マスターモデルが必要
  • 量産には向かない
  • 精度が劣る

こういったメリット・デメリットがあることから、ABS相当での試作を考えている方には、真空注型がおすすめです。

注型品製作の流れ

ここでは注型品の製作の流れをご紹介します。

  1. マスターモデルを使いシリコンゴムで型を取る
  2. マスターモデルを取り出し、復元する
  3. 復元した型にABS相当などの材料を流し入れる
  4. 成形品を取り出す
  5. 必要に応じて仕上げを行う

基本的にこういった流れで注型品は製作されます。

注型品製作で最初に使用するマスターモデルは切削加工などで製作し、あらかじめ用意しておきます。

マスターモデルの精度は注型で複製した時の成形品の精度に影響するので、精度の良いものを準備しなければなりません。

さらに精度を求めるのであれば、成形品の追加工を行う必要があります。

岸本工業では樹脂のマスターモデルの製作やABSの加工ができます

樹脂のマスターモデルの製作やABSの加工ができる会社をお探しの方は、ぜひ岸本工業へご相談ください。

ABS 注型 試作

当社の強みは高精度の切削加工です。

どうしてもABSで試作したい場合は、当社の切削加工でも対応可能です。

また、注型はどうしてもマスターモデルの精度に左右されるため、高精度のマスターモデルを製作して欲しい、成形品の追加工をして欲しいというご相談にも対応しております。

当社は設計段階からご相談できますので、試作品の図面が用意できなくても大丈夫です。

成形品の追加工や精度の高いマスターモデルをお求めの際には、お気軽にお問い合わせください。

ABS・ABS相当の加工方法や材料のご提案も可能

もしABSやABS相当を使用した試作をお考えの方で、切削加工・射出成形・真空注型のどれが適しているか分からない方は一度当社へご相談ください。

ABS 注型 材料

当社は切削加工を主力としておりますが、その他の加工に対応するメーカーと連携しているため、真空注型や射出成形のご提案が可能です。

量産を見据えた材料選びもできますので、どういったことにお困りなのかまずはお聞かせください。

また製品をお作りの際に、必要な材料や部品があればお申し付けください。

当社はワンストップでご依頼できますので、ABS以外の樹脂はもちろんのこと、必要に応じて金属やゴムなど他の素材や部品を調達いたします。

加工方法や取り扱う素材ごとにメーカーを探す手間がなくなるため、担当者様の負担軽減にもつながります。

ABSの加工やマスターモデルの製作はお任せください

ABSの加工やマスターモデルの製作、その他設計、部品調達、組立など、当社ではフレキシブルに対応します。

ABS 注型 筐体

製作を依頼したいけど、図面がない、プロセスが分からない、どの材料を選べば良いのか分からないという方もいるのではないでしょうか。

当社は製作だけでなく開発・研究や設計からサポートいたします。

これまでの実績や経験から、量産を見据えた上でのご提案も可能ですので、ABSの試作をお考えの方はお気軽にご相談ください。

まずはお見積もり・お問い合わせフォーム、もしくはお電話にてご連絡ください。

【お問い合わせ先】
電話番号:03-5703-8171
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