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搬送用トレーをオーダーメイドで製作~提案・設計から岸本工業にお任せください~

搬送用トレーを部品の形状にあわせて製作します

搬送用トレーは工業用部品などを安全に運ぶために必要なものです。

搬送用トレーの形状はさまざまですが、市販のものだと単純に四角いポケットがついているだけのものが多いです。

ただし部品の形状にあっていないポケットにバラで入れると、部品が落下してしまったり、員数管理がしにくくなり、数が合わないなどのトラブルの原因にもなります。

こういったトラブルを防止するためにも、部品の形状にあわせた搬送用トレーを使用することをおすすめします。

樹脂加工を行う岸本工業では、搬送用トレーの特注が可能です。

搬送用トレー 製作の様子

特注なので部品の形状にあわせ、使いやすさを重視して製作します。

この記事では、搬送用トレーの種類や特注で製作するメリットなどを詳しくご紹介します。

 

搬送用トレーとは?

一般的にトレーといえば、お盆のように、物をのせて持ち運びが便利になる入れ物を想像されるのではないでしょうか。

しかしながら、精密部品などを運ぶ際に使われる搬送用トレーは、ただ単に部品をのせておくだけの入れ物だと機能性が不十分です。

なぜなら精密部品などは、トレーからの落下やゴミの付着が製品の品質を下げてしまうからです。

そのため、例えば移動中の振動などで部品が落ちないように、部品の形状に合わせてピッタリとはまり込むように作られます。

場合によっては、部品を適度に固定してトレー内で動かないように、また、飛び出して落下しないよう高い技術による工夫が施されています。

搬送用トレー 材料

材質は、金属製などもありますが、プラスチック製が大半を占めています。

トレーに使われるプラスチックの種類は、部品の性質に応じて適切なものが選択されます。

例をあげると、静電気に弱い電子機器の部品などを収納する搬送用トレーでは、静電気対策が可能なプラスチック材が使用されます。

また搬送用トレーを用いることで、部品を単体ごとではなくトレー単位で扱えるので、部品の員数管理が簡単になります。

これにより、作業効率や運搬効率も格段に向上します。

実際搬送用トレーの品質は、作業効率や運搬効率の善し悪しに深く関わっています。

そのため、作業効率や運搬効率を上げるためには、高い精度で作られた高品質な搬送用トレーが求められます。

さらに自動化された製造工程などでは、搬送用トレー上の部品は正確な位置に配置されていなければなりません。

このように多くの場面で、寸法精度の良い高品質な搬送用トレーが必要とされているのです。

岸本工業は高精度の切削加工「フルフラット」によって、品質が高い搬送用トレーの製作が可能です。

フルフラット加工について詳細はこちら

 

搬送用トレーの種類

搬送用トレーにはさまざまな種類がありますので、その一部をご紹介します。

岸本工業は下記以外のトレーでもご要望に沿って製作しますので、まずはどんな搬送用トレーが必要であるかご相談ください。

  • 精密部品用
    精密部品などの小型部品はとても軽く、少しの衝撃でもトレーから飛び出しやすいです。
    そのため、部品の形状にピッタリ合った収納部分が必要です。
    場合によっては、適切な力で固定する必要もあります。
    このように、精密部品には精度の高い搬送用トレーが要求されます。
    微細部品搬送用トレイ
  • 電子部品用
    スマホやパソコン、自動車、家電などで使われる電子部品を運ぶ時に、保存しておくための搬送用トレーです。
    静電気に弱いので、搬送用トレーには静電気対策ができる材料が選ばれます。
  • 伝導性用
    静電気が帯電しにくいように、導電性のあるプラスチックが使用されます。
    先程ご紹介した静電気に弱い電子機器類の部品や、ほこりを引きつけやすいレンズなどを運ぶ際に収納するためのトレーです。
  • チップ用
    ウェハーやレンズなどのチップ状部品を収納するための容器です。
    これらの部品は性質上、ほこりや静電気に弱いです。
    そのため、搬送用トレーには摩擦によるくずが出にくく、静電気が発生しにくいプラスチックが適しています。
    また、部品にキズが付かないように、比較的やわらかい種類のプラスチックが使われます。

 

高品質なオリジナル(特注)での製作がおすすめです

オリジナル(特注)で製作することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

分かりやすく既製の服を例に上げると、裾の長さが合わない、袖丈が合わないなど、どこかを妥協せざるを得ない場合が多々あります。

しかし、オーダーメードの服を頼めば、すべての寸法がピッタリ決まります。

搬送用トレーの場合も同じように、既製品は特注のオリジナル製品とはことなり、規格が決まっているものもあります。

それゆえ、実際に必要となる寸法と異なることがあるのです。

例えば、搬送用トレーが部品にフィットしていないと、運ぶときに振動などでトレーと部品がこすれたり、ぶつかったりして大切な部品が破損することがあります。

また、部品との摩擦により発生したトレーのカスが、ほこりに弱い部品に付着することもあります。

そして最悪の場合、部品が落下することさえあります。

部品によってはその性質に応じて、搬送用トレーに使用される樹脂の種類を適切に選択する必要があります。

搬送用トレー ベークライト

静電気がたまりにくいプラスチックや、摩擦でクズが出にくいプラスチックなどがそれに当てはまります。

このような場合でも、切削加工なら他の加工方法に比べて、多くの種類のプラスチックが扱えます。

一番適切なプラスチックを選択することができるので、より性能の良い搬送用トレーが製作できるのです。

また、既製品で品質が悪いものの中には寸法精度が低いものがあります。

そのようなトレーを使用すると、うまく重ならなかったり、取り出す時に引っかかってしまい作業効率が低下します。

さらに、部品が搬送用トレーの底面に接していると、トレーのゆがみにより、部品が底面によって押しあげられることがあります。

この押し上げによる、部品の変形や破損のリスクなどにも対応する必要があります。

そのためには、部品が底に接しないように少し浮かせた状態で、適切な力加減で固定しなければいけません。

このような、高い精度が要求されるケースでも、岸本工業の切削加工による特注なら対応可能です。

では具体的にどのようなことが可能であるのか、またどのような課題改善に繋がるのかについてご紹介します。

 

部品の落下を防止できる

既製品の搬送用トレーの場合は、あらかじめサイズや形状が決まっているので、細かなサイズや形状の調節ができません。

そのため、部品にフィットしないことがほとんどです。

その点、当社のフルフラット加工による高品質なオリジナル製作だと、精度のよい加工ができます。

それゆえに、部品をフィットさせたり、部品が落下しないように適切にホールドできます。

一概にホールドといっても、あまりにもガッチリと固定したのでは、部品に過度なテンションがかかって問題になることがあります。

このような問題点があると、搬送用トレーから取り出すときにも手間取ってしまいます。

部品を最小限の力でホールドして負荷をかけずに、スムーズに取り出せることが理想です。

フルフラット加工でしたら、このような微妙な力加減を高い精度で素早く搬送用トレーの形状に落とし込むことができます。

 

スタッキング時にガタつかない

既製品の搬送用トレーは安価で大量に生産されるので、精度面で不安が残ります。

なぜなら既製品は真っ平らではなく、多少ひずんでいたり、凸凹していることがあるからです。

そのような品質のトレーを積み重ねると、うまく積み上がらずにガタつくため、不安定な状態になってしまいます。

このようにガタついた不安定な状態では、部品が搬送用トレーの中で動いてこすれたり、ぶつかったりして破損することがあります。

また、摩擦によりトレーが削れてできたカスなどで部品が汚れる可能性もあり、安定した部品作りに支障をきたしかねません。

精度面で優れるフルフラット加工で作られた搬送用トレーは、平面度・平行度が出るのでひずみや凸凹などの不安定となる原因はなくなります。

そのため、ガタつきなくピッタリと重ねることができるのです。

結果として、部品の品質向上や、搬送作業の効率向上につながります。

搬送用トレー 部品用

搬送作業の効率が上がる

既製品の搬送用トレーは、精密部品どうしが触れ合わないように、ポケットが部品のサイズより少し大きめに作られていることがあります。

一方で部品にフィットする高品質な搬送用トレーは、場合によっては部品1個あたりに占めるスペースが削減できます。

これにより、トレー1枚分に収納できる部品の数が増える可能性があります。

また既製品とは違い、高い精度でピッタリとスタッキングできるので、ガタつきなどを気にする必要なく、重ね方を工夫する手間が省けます。

つまり安定しているということは、高めにスタッキングできるようになったり、コンパクトにまとめやすくなるのです。

さらに、トレーの取り出しも引っかかりなくスムーズに行えます。

結果として、切削加工による特注の搬送用トレーを使うことにより、搬送作業の全工程にわたり、効率が良くなります。

 

細かい調整ができる

既製品の搬送用トレーは、すでに決まっているサイズからしか選べません。

しかし、当社で特注する場合は、必要な機能を備えた仕様で製作できます。

まず、切削加工は他の加工方法と違い、多くの種類のプラスチックを扱うことができます。

そのため、部品の性質にあった最適なプラスチックを選択することができ、その結果、高品質な搬送用トレーを製作できます。

当社は、樹脂・プラスチックと呼ばれる素材全般に対応しております。

さらに、高い精度で精密な加工を実現できる切削加工の場合は、真空注型などのように型を作る必要はありません。

切削加工では、工作機械で直接プラスチックの塊を削り出しながら、精密に形状を整える作業を行います。

搬送用トレー 切削加工

ポイントは型を介することなく、ご要望をダイレクトに製品の形状に落とし込むことができる点です。

そのため、高精度で精密なことはもちろんのこと、細かいご要望や微調整に素早く対応できます。

また、作業は1品ごとに寸法精度を確認しながら行われます。

その結果、高い精度の搬送用トレーを、再現性高く作ることができるのです。

精度も当社では±0.03mm以内を基準としております。

そのため、フルフラット加工で製作された特注の搬送用トレーは、精密部品などデリケートな部品には最適だと言えるでしょう。

 

搬送用トレーの製作について

搬送用トレーについてご説明しましたが、実際にご依頼するときにどのようなことに対応しているのか気になる方も多いでしょう。

そこでここでは、搬送用トレーの製作の対応項目をご紹介します。

  • 設計からご依頼可能
  • 小ロット多品種に対応
  • 材料選定が可能
  • 樹脂・プラスチック全般の加工に対応
  • 高精度加工(フルフラット)に対応
  • 切削加工以外にも対応
    ※フルフラット以外ですと精度が落ちる場合があるためご注意ください
  • プラスチック以外にも必要な部品(固定具など)があれば調達可能
    ※樹脂以外の部品も可能です

その他ご要望に沿ってフレキシブルに対応しますので、お気軽にご相談下さい。

 

こんな課題・お悩みを解決に導きます

搬送においてどんな課題やお悩みをお持ちでしょうか。

ここでは当社の搬送用トレーがどのような課題・お悩みに対応しているのかその一部をご紹介します。

  • 部品がフィットしない
  • 員数管理を徹底したい
  • コンパクトに収納したい
  • 積み重ねるときにガタつく
  • 部品が落下してしまうことが多くて困っている
  • 材料の選定の仕方が分からない
  • バリのないきれいな仕上がりにしてほしい
  • 搬送時の静電気によるゴミの付着に困っている
  • 衝撃に強いトレーを作ってほしい
  • 静電気で静電破壊が起こる

搬送用トレー 作業の様子

当社にご依頼する際は、「このような悩みがある」というところからご相談いただけます。

お悩みや課題に対してどのような搬送用トレーが必要になるかご提案もできますので、お気軽にご相談ください。

 

自動車部品や電子部品などの搬送用トレーの製作は岸本工業へ

自動車部品や電子部品などの搬送用トレーの製作をお考えの方は、岸本工業へご相談ください。

取り扱いに注意が必要な部品も、傷つけずにしっかり保護できるトレーを製作します。

当社は設計からのご依頼が可能ですので、まずはどのような搬送用トレーが欲しいのか、どのような部品を収納するのかお伝えください。

収納する部品に対し、適した材料を選定・設計し、製作します。

もちろん、材料のご指定やご支給も可能です。

お見積もりなど、まずは下記お問い合わせ先よりご連絡下さい。

【お問合せ先】
電話 03-5703-8171
FAX 03-5703-8173
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