よくお問い合わせいただく事例として
「板厚を薄く仕上げられないか」というお話を多くいただきます。
1mm程度までは通常加工していますが、デバイスの軽薄短小傾向から更に薄い仕上がりをご要望いただくので
加工方法を更に工夫して、0.1mm厚の板厚仕上げに成功しました。
■材質:PPS(ナチュラルグレード)
■サイズ:0.1tx100mmx100mm
もとはメーカー規格品の6mm厚の板でした。
メーカーさんいわく、この素材は6mmより薄い板が作れないのだとか。
スーパーエンプラの特性から、精度重視の加工で使用されるため板厚加工必須素材です。
「板」というよりフィルムのような、ペラッペラに仕上がりました。
【こんな場合におすすめ】
・薄板が製造できないプラスチック素材
・メーカー規格品の薄いシートではロール状のクセがついて使えない
【想定される使用用途】
・半導体関連部品
・新規開発素材の試験片加工
・特殊環境におけるスペーサー等の極薄部品など
他の使い道も大歓迎!です。
どれくらいまで削れるかは素材の特性にもよりますので、詳しくはお問い合わせ下さい。